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AERO EXPO 2019!
天使
Star Citizenの一年の一回のイベント、CitizenConですね。
ジョン
まぁAeroSpace Expoもその中のイベントの1つだな。
ジョン
今回はこの一年の一回のStar Citizenの大イベントを紹介していこう!
CitizenConの魅力
Star Citizenの開発状況のお披露目!
新しい開発のお披露目パート1:Carrackから始まって服を取り換えながらクエスト対象の研究所へ潜入する。
パート2:研究所へ潜入し、ダクトを通ったり近接戦闘をしてMGSのように敵を無力化しつつデータを盗み、脱出する。
パート3:研究所から脱出し極寒仕様のスーツに着替え、味方のCarrackと合流、追手を撒きつつ新星系のPyroへと移動する。
ジョン
まずはなんと言っても運営の開発状況がお披露目されるということだ。
天使
今年のイベントは念願のCarrack実装と新惑星の実装、そして新クエストを通じてAIクルーや寒さや暑さといった環境…
ジョン
さらには念願の新しい星系、Pyro星系までワープしたところまで紹介されたな!
天使
どれもこれも既存のゲームから大きく進歩した映像で期待に胸が高鳴りましたね。
ジョン
まぁ問題はそうやって紹介はするくせに実装はしてくれなかったことだったんだけどな…
天使
2016年は特にひどく、あの謎の巨大生物は完全に詐欺でしたね…^^;
お前は一体なんだったのか…
Carrackは2020年の2月、Pyro、ジャンプポイント、環境による影響は2020年中に、そして新惑星のマイクロテックは19年の12月中旬にリリースされることが明記された。
ジョン
まぁどうせ若干の遅れはあるとは思うけど、マイクロテックは今年中に、キャラックも来年の3月頃には実装されているはずだ。
AeroSpace Expoが開催!
ジョン
AeroSpace Expoは11月の下旬におよそ1週間ほどかけて各社の船舶を日替わりで遊べる体験シーズンだ。
ジョン
1日に一社づつ、AeroSpace会場に各社の代表する乗り物が展示される。
ジョン
さらにはプレイヤーはそれらの船舶を1日限定でレンタルし、PUで自由に乗ることができる。
天使
この機会は下記でも紹介されるアニバーサリーセールとの相性も良く、実際に新しい船舶を選ぶ前にテストプレイすることができます。
ジョン
新しい船はどれにしようか迷っている人は、是非AeroSpace会場に足を運んで、実際に乗ってみよう!
ジョン
ただし、AeroSpace会場に足を運ぶことでしかレンタルはできないし、レンタルは24時間限定なので、タイミングと時間が結構シビアなので注意。
天使
欧米はこの時期はサンクスギビングデイによる長期休暇があるのであちらでは問題はないのでしょうけど、それがない日本ではいささか辛いですね。
Anniversary Saleが始まる!
天使
普段は限定販売されていて買う事のできないレアな船を購入できるチャンス!
ジョン
アニーバーサリーセールの開催だあああああああ!!!
普段は限定販売で売られていない船舶が一斉に販売開始される!
ジョン
今までほしかったけど売ってなかったという人はこの時期こそ最大のチャンス!
ジョン
注釈すると、アニバーサリーセールはAeroSpaceと連動していて、
ジョン
いきなり全部の船が売り出されるのではなく、AeroSpaceで紹介されていった会社の船舶を随時追加していくようになる。
天使
とは言え、最終日にはすべての船舶が解禁されるので、時間に余裕があれば焦らず、AeroSpaceで試し乗りしつつ最終日まで吟味していきましょう。
ジョン
もうすでに決め打ちでこれを買う!って人はそんなことせんでもええんやで。
2019年AeroSpace Expoの様子
1日目:Anvil AeroSpace
公式によるトップギア風のCM。いかにも欧米のドキュメンタリー番組のように面白おかしくゲームイベントを紹介。
天使
Anvil社の代表的な乗り物といえばやはり、Hornetシリーズですかね。
暗くて見づらいが、今年の中旬に実装された地対空兵器。 サイズ7のミサイルを2発、サイズ5のミサイルを8発装備している。
標的はスーパーホーネット
スーパーホーネットを一撃で撃破
天使
っで、自分の船舶を破壊したわけですが、これどうやって帰るのですか?
Bad End 1:自分の船を標的にして破壊する。
2日目:Robert Space Industries
今年下旬に追加されたQTを妨害する新型船舶、Mantisを紹介。
RSI社の代表作はなんといってもConstellationシリーズとAuroraシリーズだろう。 個人的には第3位の大手企業だ。
ジョン
2日目はConstellationシリーズを代表とするメーカー、RSI社だった。
ジョン
余談だがこのRSI社は公式ウェブサイトのRoberts Space Industriesと同じだ。
天使
今回のRSI社につきましては、特にこれといった展示物もなかったので割愛させていただきます。
ジョン
ほとんどのConnieは既存だけどまだ機能が未実装だったりで、特に進展もない年だったしねぇ…。
3日目:Tumbril、Kruger, Consolidated Outland, Greycat
ジョン
3日目は合同ブースで、Tumbril社のCycloneシリーズ、Kruger社の艦載機P-52 MerlinとP-72 Archimedes、Consolidated Outland社のMustangシリーズ、そして最後にGreycatだった。
Kruger社の P-52 MerlinとP-72 Archimedes. ワープ機能こそないものの、Constellationシリーズの艦載機として独自の使い方がある。
Tumbril社のバギー、Cycloneシリーズ。 地対空ミサイルや地上探査用のスキャナーを装備したバリエーションなどがある。
Mustangシリーズが代表となるConsolidated Outland社。
ジョン
今回はTumbril社のCyclone-AAを乗ってみて、どれだけのダメージが期待できるかを見て見よう。
バグなのか、上手くロックオンできない。
ジョン
なんだこれ?Anvil Balistaの時と比べて随分とロックオンし辛いぞ?
天使
EMPも搭載されているとは言いますが、これもなんだか調子が悪いですね。
ジョン
カウンターメジャーはちゃんと機能してるが、そもそもこいつロックオンされた時にどのタイプのミサイルが来るのか把握できるのか?
天使
どちらにしろ、空から視認で追尾するクロスセクションタイプのミサイル撃たれたらどうにも助かりそうもありませんが…。
距離の問題かと思ったが、むしろ離れれば離れるほどロックオンが難しくなった。
所詮はサイズ2ミサイル。 一撃で屠ってくるサイズ7ミサイルと比べて、Avengerはシールドを削られた程度であった。
ジョン
しかもCyclone-AAはサイズ2ミサイルを2発しか持てないからもう一発撃っても落とすことはできないだろうな。
余談だが、Cyclone-RN型は、Tabキーを押す事でスキャンができる。
船舶に照準を合わせれば船舶の体力、名前、所有者と搭乗員といった情報を調べることができる。
右クリックを長押しで周辺をスキャンすることもできるぞ。
4日目:MISC、 ARGO, Crusader
ジョン
MISC社の代表作と言えばFreelancerシリーズ。
ジョン
これはほぼ全てが実装済みということもあって、特に目新しいものもなかっただろう。
天使
採掘船としての船舶であるARGO Moleも現在は開発中らしく、実際にその能力をお披露目することはなかった様子ですね。
ジョン
採掘船って現在機能してるのはMISCのProspecterぐらいよね。
ジョン
次回のAegis社のReclaimerもサルベージ機能が実装されてないデカブツだし、採掘船は来年にはある程度は完成しててほしいね。
5日目:AOPOA、Esperia, Banu
エイリアン製のお菓子はあんまし口に合わなかったようです…
ジョン
5日目はエイリアンの会社、もしくはエイリアンから鹵獲したものを人間用に組み替えた船舶が並んだ。
ジョン
エイリアン製の船舶は見た目をさることながら、結構クセのある乗り物ばかりだ。
こいつは一体どうやって飛ぶのだろうか…
ジョン
中でも特にクセが強いのといったら、最近になって実装されたBANU DEFENDERで間違いないだろう。
ジョン
このDefenderは実は二人乗りなんだが、右と左のコックピット(操縦席)のどちらからでも船舶の操縦ができる。
ジョン
エイリアンの考えることなんてわかるわけないじゃんwww
6日目:Aegis Dynamics
ジョン
6日目は現在では船のデカさや強さが一強状態の大手、Aegis社のブースだ。
天使
この企業は実装されている大型船も多く、おかげでブースが2つ必要でした。
Reclaimerが大きすぎるため、1つの階層だけでは収まりきらなかった模様。
ジョン
この企業の軍用船舶は特に有名なもの揃いで、あげだすとキリがない。
ジョン
Avenger Titan、Sabre, Retaliator, HammerHead…
ジョン
とはいえ、今年は特に目新しいものはなかったので割愛かな。
天使
去年はIdrisの展示会があった分、盛り上がりはあったのですけどねぇ。
去年の展示会でお披露目になった全長240m以上の戦艦、Idris
完成こそされていないものの、外見がPU(インゲーム)の世界に降り立った。
ジョン
一応、Avenger Warlockに乗ってEMPの使い方を動画に載せておいたので参考程度にどうぞ。
天使
実は使い方がちゃんと記されていなくて、初めてEMPを使う時に苦労したのでメモ程度に動画にしておきました。
7日目:Drake Interplanetary
ジョン
Drake Interplanetaryと言えば、安価で時代遅れ感を出しつつも使い勝手の良い船舶を出すことで有名な造船メーカーだ。
天使
おかげで海賊といったチンピラ共の御用達船舶を製造している法令遵守を無視したあくどい企業というイメージもついてしまいました。
ジョン
違法性もないし実際に普通の人も助かっているわけだから、こうやって平気な顔してAeroSpace Expoにも顔を出せるわけなんだけどね。
このイマイチ雑で船舶のコンポーネントがむき出しにされている雰囲気がDrake社の特徴だ。
ジョン
今年のDrake社は特にAeroSpace Expoで目新しいものが出ることもなかった。
天使
Krakenの外郭だけでも展示されることを期待はしたのですけどねぇ。
ジョン
Krakenといえば、KrakenをBANU MerchantManのような船内でお店を開けるPrivateerというバリエーションが発表された。
画像をクリックすると本家の詳細ページへと飛びます。
ジョン
Krakenを空母としてではなく、移動するお店のようにしたい人向けのモジュールキットだそうだ。
ジョン
船舶をいじってスペックを変えられる課金アイテムのことだ。
ジョン
本来は格納庫だったところをゲストルームにしたり、魚雷を積むスペースにしたりすることができる。
8日目:Origin
AeroSpace Expo 2019最終日は上品な船のメーカーで有名なOrigin社。
890 Jumpの豪華さには司会のJax Mccleary氏も満足の模様。
ジョン
今年のエキスポのラストを飾ったのは、豪華客船や高級感のある船舶メーカーで有名なOrigin Jumpworksとなった。
天使
美しい船でラストを占めるというのも、中々に洒落ていますね。
ジョン
ということで早速、現仕様で最大の船、890Jumpを乗ることとしよう!
ジョン
こいつで早速ArcCorp内を低空飛行して町中を驚かせたる!
Bad End2:新しい玩具で調子に乗った。
2019年CitizenConの目玉まとめ
1:新惑星の実装とお披露目!
新たに実装されることとなったPyro星系。今後のStar Citizenはここの開発が主となることだろう。
2020年、プレイヤーはまた新たな環境の宇宙へと冒険することになる。
ジョン
Stanton系の新惑星、MicroTechの実装。
ジョン
これによりStanton星系の開発は残すところCrusader星だけとなった。
天使
むしろ本来はNyx系の惑星であるDelamarは、今後のアップデート次第では移動する可能性もありますね。
ジョン
Star Citizenはいよいよ、惑星だけではなく星系を移動するゲームへとシフトしつつある。
ジョン
この事を現実的にしたのが今年のCitConであり、それはこのゲームにとっても大きな進歩の兆しと言えよう。
2:念願のCarrackの実装!
ジョン
多くのプレイヤーに人気故に実装が期待されつつもいつ実装されるのか疑問視されていた注目の船舶、Carrack。
ジョン
今年の秋に実装することをロードマップで記していたので、若干遅れはしたが、まぁ実装が決まってなによりだな。
天使
次はKrakenやIdrisといった、更に大型の船舶が実装されるといいですね。
ジョン
まぁ問題は890 Jumpで露わになった、「大型船舶に対する停泊所の問題」なんだよなぁ…。
2019年11月現在のStar Citizenでは
ハンマーヘッドやリクレイマーのようなコルベット級ならともかく、
890 Jumpのような大型(具体的には200m以上)の船舶を収納できるスペースが非常に限られています。
停泊できない宇宙ステーションもあるほどで、現在運営は問題解決に尽力している段階です。
3:バトルフィールド風の新ゲームモードの紹介!
新ゲームモードのお披露目動画はこちらから
ジョン
Star CitizenにはMMORPG世界のPUとは別の遊び方で、任意のルールで他のプレイヤーと戦えるStar Marineというゲームがあるのだが、
ジョン
今回のCitConでそれに新たなゲームモードが紹介された。
ジョン
これは人気FPSバトルフィールドシリーズのラッシュモード(現在のタイド・オブ・ウォー)とよく似ていて、
ジョン
なんとStar Citizenの乗り物や武器を使って陣地の奪い合いやターゲットの攻防戦を繰り広げるゲームモードなのだ!
天使
ということは、Star Citizenの戦闘機や地上兵器を存分に振舞えるゲームモードということなのですね!
ジョン
なぜ今までのStar Citizenはこれを作らなかったのか…
天使
確かに…、Star Citizenのゲーム性からすれば、バトルフィールドとの相性はばっちりなので、
天使
言葉はアレですがこのゲームはBFの猿真似をするだけでもこのゲームなりの面白さを説明できますよね。
ジョン
若干ARMAよりのBFだと位置づけなので十分に差別化もできるし。
ジョン
何よりも忘れてはいけないのは、このゲームは本命はMMORPGであることだからな!
4:NPCの活動によって変動する経済とクエスト
NPCが動かす経済とクエストの解説動画についてはこちらからどうぞ
ジョン
このゲームは将来的には、プレイヤーだけでなくNPCも経済活動に貢献にしたり、疎外したりするらしい。
天使
つまり、プレイヤーだけが貿易や海賊をするのではなく、NPCも貿易や海賊行為をするということですか?
ジョン
要するにNPCはただのフレーバーや背景ではなく、バックグラウンドで暗躍するNPCの活動こそがこのゲームの経済の基礎になるということだ。
ジョン
NPCはプレイヤーのように物の売買を行い、アルゴリズムに沿って経済活動をする。
ジョン
さらにはその経済活動によって物資の価格が変動したり、海賊の活動の活発さが増え、さらにそれに連動して警備が活発化する。
ジョン
それに付随して発生するクエスト内容や報酬も変動していく。
ジョン
なのでクエストというのはもはや運営が提供する固定的なものではなく、
ジョン
クエストはNPCが環境に応じて作り上げる能動的なものになっていくということだ。