NEW WORLD

NEW WORLDをクソゲーにしてしまった理由3選

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2021年9月28日、

世界中のゲーマーに期待されて発売した新作MMORPG、

NEW WORLD

その勢いはすさまじく、

初日の同時接続者数は90万人以上と、

一時的ではあるがCS:GOやApex,Dota2よりも人気がある大作となった。

 

しかし発売から一ヶ月、

あれよあれよと人が減り今では同時接続者数は30万人を下回ることとなった。

何故なのか?

 

 

致命的なバグに、

自由度を損なうメタ仕様、

挙句には悪質なユーザー…、

 

今回は筆者が思う、

ここがダメだよ、NEW WORLD!!

っという部分を列挙していきたいと思う。

 

最後までお付き合いいただければ幸い。

 

多すぎる致命的バグ

 

確かにゲームというものは、

リリース当初の間はバグや仕様が多発するものだ。

そういった意味では仕方がないことではある。

 

しかしこのゲームのバグや仕様はゲームそのものを台無しにしてしまうほど致命的なものが多く

またそれを平気で悪用する民度の低いユーザーも目立った。

特に修正パッチを当てたはずのバージョン1.0.4からは顕著にひどく、

もはやPvPをするとバグとメタ仕様を悪用するユーザーが多発という、

この世の地獄みたいなことになってしまったのだ

まずは致命的なバグの一部分だけを紹介していきたいと思う。

 

範囲回復の円の中で屈伸運動をすると瞬間回復するバグ

 

 

※最新パッチでは既に修正済み

パッチ1.0.4で発覚した超回復バグ。

ヒーラーのSacred GroundやBeaconといった範囲回復の円の中で屈伸連打すると

本来なら1秒ごとに回復が適用される持続回復効果が、

屈伸一回ごとに回復が適用されてしまい、実質的な超回復が発生してしまった。

このバグはタイミングが悪く、

同時期のパッチ1.0.4で実装された新PvPコンテンツ、Out Post Rushでとにかく悪用された。

しかしOut Post Rushの受難はまだ始まったばかりであった…。

 

ハチェットの攻撃力が3倍になるバグ

 

※最新パッチでは既に修正済み

 

ハチェットのスキルの1つであるBerserkというスキルが正常に処理されず、

その効果が永続的かつ重複が可能となってしまったが故に発生したバグ

このバグによって叩き出せるハチェットの火力は異常で、

重装備相手に弱攻撃でも3,000ダメージ以上の火力を誇ることもあった

あまりにもお手軽に無双できてしまうが故に悪用するユーザーも多く、

筆者が見た試合の中には

前線に戦ってるやつの4割がハチェットバグユーザー

というようなマッポー社会めいたアトモスフィアをかもし出していた状態も存在した。

 

サニタイズできてないチャット欄

 

 

※最新パッチでは既に修正済み

 

チャット欄にHTMLタグのサニタイズが十分に行われておらず、

チャット欄にHTMLタグを使って画像を張り付けることができたバグ。

 

一見すると無害で可愛らしいバグで、

筆者も最初にこれを見た時は腹を抱えて笑っていた。

しかし実はこのバグ、非常に極悪であり、

画像のリンク先を指定できるタグを使って存在しない画像のリンク先を指定すると、

チャット欄を覗いた人のゲームクライアントをクラッシュさせることができたというのだ

 

 

厳密には、リンク先にマウスカーソルを載せてしまった瞬間にゲームがクラッシュするため、

チャットを見てもリンク先に触れなければ無事ではあった。

 

しかしこのバグは簡単にゲームをクラッシュさせることができる極悪なものであり、

一方で、今時になってHTMLタグのサニタイズ(タグが機能しないようにそれらを無効化させること)が行われていないチャット欄を提供したという、

初歩的なミスを犯す運営のレベルの低さが露呈してしまった

他の仕様を無価値にする一強仕様

 

New Worldゲーマーの頭痛の種はバグだけではない。

自由度を売りにしているゲームのくせに

これは強い、これは弱い

とはっきりと分けてしまっているアンバランスな仕様が猛威を振るっているのだ

その結果、ユーザーは自由度よりも強さを優先してしまい、

New Worldに期待された自由とは砂上の楼閣であったことが露呈してしまった

 

重装備が硬すぎる

 

このゲームには軽装、中装、重装といったカテゴリーわけがあり、

軽装は軽くて防御力が低い一方、攻撃力と回避力にバフがのり機動力と火力で戦い、

逆に重装になれば防御力は高いが機動力が低く、相手の攻撃を受けること前提とした戦い方となる。

といった仕様になっている。

しかし実際には重装備の防御力はあまりにも硬く、

PvPプレイヤーのほとんどが重装で戦っている。

というのも、

軽装なら2,600ほどの攻撃を受けたとしても

重装ならその3分の1以下の800程度しか効かなかったりするのだ。

また、機動力が低下すると言っても、

別に移動速度が落ちるわけでもないし、回避行動自体は行うことができる。

はっきりといって現行の仕様で軽装備の利点は攻撃力/回復力が20%あがるバフ程度しかなく、

その程度の恩恵では重装の魅力を上回ることができない。

結果的に、軽装、中装、重装とせっかくカテゴリーわけしたのにもかかわらず、

重装が一強

っというメタが発生してしまっている。

 

ヒーラーの回復力が高すぎる

 

先ほどのバグでも紹介されたヒーラーの範囲回復だが、

あれはぶっちゃけバグがなかろうが回復力が高い。

無論、それなりのFocusを振っていることが前提だが、

筆者の友人はFocus250~300の間でもOut Post Rushでランク上位によく居座っているので、

そこまでガチ編成にしなくても強力な範囲ヒールを生み出すことができる

 

結果的にヒーラーの存在はPvEのみならずPvPでも絶対的な存在となってしまい、

ヒーラーが存在しないor明らかに少ない陣営VSヒーラーが豊富な陣営で勝負をすると、

十中八九、ヒーラーが多い陣営が勝利する。

なので、PvP開始前に十分なヒーラーが存在しているか存在していないかが勝利のメタとなってしまっている。

 

ここで上記にも記した「重装備が硬い」という問題を思い出してほしい。

このゲームはヒーラーが重装で固めることもできるのだ。

本来MMORPGのヒーラーといえば、

自身は脆いので前線の味方を回復して支援する後衛」

といった印象だが、

このゲームでは

自身も硬いので自分が前線であり自分を中心に周りを回復させる無敵要塞」

になることができてしまう。

この重装+ヒーラーのバランス崩壊ぶりは異常で、

敵プレイヤー五人以上に囲まれた状態からでも五分以上も生存できてしまったり

単騎で前線を張ってしまい、相対的に敵がより多くの人員を対重装ヒーラーに割かなければならない

といった重装ヒーラーが完全に主導権を握ってしまっているPvPが発生してしまっているのだ。

 

雑で不公平なPvPの評価制度

 

このゲームのOut Post RushやWarといった集団PvPコンテンツでは、

試合終了時にどの程度試合に貢献したかによって報酬が変わるのだが、

この評価制度、実にお粗末!

 

まず、敵に与えたダメージや味方を回復したかといった評価だが、

大人数で戦えば当然、範囲攻撃や範囲回復が叩き出す数値の方が多く、

必然的に「継続的に範囲攻撃、範囲回復に特化させた職業」がランキング上位にあがる。

この時点で、「単体に瞬間火力を与える職業」はランキングでは不遇となる。

 

次点で、キルカウントシステム

誰が敵をキルしたかという評価なのだが、

これはダウンした敵にとどめを刺したプレイヤーの点数となる。

つまり、自分が相手のHPを0まで追いやっても、とどめの一撃を他のプレイヤーに奪われたらその評価は全部とどめを刺したプレイヤーのものになってしまうのだ。

こうなると近接職の評価は不遇となり、

逆に有効攻撃範囲が広い遠隔職がキルを稼ぐのが有利となる。

しかしこんな評価システムでは、

対して役に立たないがハイエナだけは上手い悪質なプレイヤーが得をして、

キル欲しさに試合を捨てるような身勝手なプレイヤーが評価されてしまうことになる。

 

もしもPvPで評価されたいのであれば、

範囲回復/範囲攻撃ができてなおかつ瞬時にハイエナができるような状態にしておくといいだろう。

筆者はやらんけどな。

 

民度の低いユーザー

 

ゲームをぶち壊しにするのは運営の問題だけではない。

むしろ、そういった運営のミスを悪用する質の悪いユーザーこそが真の害悪だ

 

考えてもみてほしい、

この世の中に殺人罪がなかったら、貴方は直ちに人に危害を加えるだろうか?

そんなバカなことにはならんだろ!

っとなるのが普通の人間の反応だ。

しかし悪質な人間はルールが存在しなければ許されていると勘違いする。

こういった輩はコンテンツを腐らす病原菌のようなもので、

大抵のコンテンツの衰退は、コンテンツよりも自分の喜怒哀楽の方を優先させる身勝手な連中が発端となる。

 

バグを直ぐに使いたがるユーザー

 

普通はバグなんてものを悪用してゲームで優位に立とうとすることは、

ゲームのルールに従ってない≒そこに競争が発生していない

という空虚なものであるということに気付く。

仮にもチートでお金を1億簡単に引き出したり、

自分のHPを無限にすることができたとして、

何が楽しいだろうか?

負けがおきない時点で勝ちもない。

お金に価値がつかなくなる時点で経済も存在しなくなる。

そういった表裏一体がわからない人間は、

愚かにも安易に有利になれる今だけを見て

明日を虚無なものへとしてしまう

はっきりといって、麻薬中毒者と同じ心理だ。

目の前の一時的な快楽欲しさに苦痛に塗れた明日を選ぶようなものだからな。

最も、こういったユーザーが得るのは苦痛ではなく虚無のほうではあるが

 

他プレイヤーに対する敬意の無さ

 

正直、このゲームは一種の心理実験なのではないかとすら思っている。

このゲームを開始する前に、

「他プレイヤーも人間なのでしっかりとリスペクトをもって接しましょう」

のようなことが書いてあるが、

そもそもにおいて、このゲーム自体が他人を蹴落とし合うシステムにまみれているのだ。

上記でも述べたような奪い合いの評価システムもそうだが、

資源の奪い合いもあるし、領地の奪い合いもある。

そういった他人との奪い合いが豊富に存在するゲームで、

人が仲良くするのが難しいことは目に見えていたことだ。

中にはギルド同士で裏切り合い、ギルドの資金を盗んで逃亡する輩だっている。(筆者のギルドの実体験)

 

しかし先ほども述べたが、

迷惑行為が可能だからといってそれを実行しても良いと、普通考えるだろうか?

そういった倫理観が、ゲームとなるや否や欠如しはじめるのはどうかと思う。

挙句には自分との競争に敗れたユーザーを挑発したり、

親しくしていたコミュニティを隙あらば崩壊させて利益を独り占めするといった、

プレイヤーの人格を疑いたくなるような悪行が数々横行しているのが実情だ

 

筆者はもはや、

これはゲームに見せかけた集団心理実験で、

人は政府機関が存在しないとモラルが著しく低下する』ことをどこかの大学教授が証明しようとしているのではないか?

とすら疑っている。

 

他人には仲良くしよう

けど競争相手は叩きのめせ

 

どっかの某鉄歯車ゲームで聞いたことがあるようなフレーズがこのゲームの本旨と言えよう…。

 

 

 

 

早急な改善をしなければユーザーは離れる

 

自由度を期待したユーザーや、

公平なゲームを望んだユーザーはこのゲームを見てどう思うだろうか?

不真面目な人間だらけの世界で、

自分だけは真面目にがんばって負け犬になろうなんて思える人がどの程度いるだろうか?

 

一方で、

毎年11月となれば様々なゲームが一斉に発売する

ゲーマーの書き入れ時シーズンだ。

今年はBF2042やAoEⅣといった期待の大作もあり

競争も激化することだろう。

 

果たしてそんな中で、

バグと悪質ユーザーにまみれたNew Worldが現状を維持できるだろうか?

 

運営にはもっと競争意識と人間の脆さを知ってほしいと思っている筆者である。

 

 

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